米経済指標の冴えない結果を受けドル売り優勢の展開へ!!
先週金曜日のドル円は、99.523円で取引を開始。一時、利益確定の売りに押され99台前半まで下落する場面も見られましたが、午後に入り、日経平均株価の上昇をけてリスク選好のドル高が進行し99円台半ばでの推移となりました。欧米市場で、時間外の米長期金利の上昇を受け、日米金利差拡大への思惑から、円売りドルいが進行し、一時99.937円まで上昇。7月米雇用統計では非農業部門の雇用者数市場予想ほど増えていないことから、米長期金利が低下し、ドル売り優勢の展開へ。6月米製造業新規受注も冴えない結果となり、ストップロスを巻き込みながら98.647円まで下落。前日比では0.628円安い98.916円で取引を終えました。
東京市場のユーロ円は、131.462円で取引を開始後、ドル円の下落につれて131.23まで値を下げる場面も見られましたが、日経平均株価の上昇を支えに131円台半を挟んだ推移となりました。欧米市場では、欧州株の上昇に伴い、一時131.944まで上昇する場面も見られましたが、ドル円の下落につれた円買いユーロ売り押され131.074円まで下落。ユーロ高ドル安につれた買いが入り下値は限定的とりました。前日比では0.135円安い131.381円で取引を終えました。
≪2013年8月2日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り19% 買い81%
ユーロ・円 :「ベア」売り73% 買い27%
ユーロ・ドル :「ベア」売り88% 買い12%
英ポンド・円 :「ベア」売り53% 買い47%
豪ドル・円 :「ブル」売り11% 買い89%
NZドル・円 :「ブル」売り20% 買い80%
【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 小売売上高[前月比] 6月
16:55 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 7月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 6月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 6月
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 7月
- 今日のトレードポイント -
先週金曜日のドル円は、日米金利差拡大への思惑から円売りドル売りの流れとなりしたが、米経済指標の冴えない結果を受け、ドル売りが優勢となりました。本日ドル円ですが、市場では米量的緩和の縮小時期についての相違はあるものの、年にFRBが量的緩和縮小へ動く見方は大方一致しています。これを受け、円安ドルの地合いは継続すると思われます。ただ、市場は米経済指標の結果の良し悪しに直に反応するため、今後も経済指標の結果には注意が必要となります。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 98.00-100.00 ユーロ・円 129.50-133.00 ポンド・円 149.00-153.50
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