日米金利差に着目しながらドルの買い場を見極める展開!!
昨日のドル円は序盤、目立った取引材料が見当たらないなか、ポジション調整的なドル買いが先行し99.85円付近まで緩やかに上昇しました。欧米市場では、バーナンキFRB議長の議会証言で「債券購入ペースは事前に決まっていない」と発言したほか、弱い米住宅着工件数を受けて、ドル売り円買いが強まり99.040円まで急落。しかしその後、値動きが一巡するとドル買いが入り前日比+0.544円高い99.589円まで持ち直して取引を終えました。
東京市場のユーロ円は、新規取引材料不足から方向感に欠く展開になっていたものの、欧州勢参入後にユーロに買いが入ると131.357円まで大幅に上昇しました。しかし、欧米市場では、弱い米経済指標を受けて投資家のリスク選好姿勢が後退すると、ユーロ売り円買いから130.310円まで急ピッチに反落し前日比+0.282高い130.684円で取引を終えました。
≪2013年7月17日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り19% 買い81%
ユーロ・円 :「ベア」売り69% 買い31%
ユーロ・ドル :「ベア」売り84% 買い16%
英ポンド・円 :「ベア」売り54% 買い46%
豪ドル・円 :「ブル」売り16% 買い84%
NZドル・円 :「ブル」売り30% 買い70%
【今日の主な経済指標】
15:00 CHF 貿易収支 6月
17:00 EUR 経常収支 5月
17:30 GBP 小売売上高指数[前月比] 6月
21:30 CAD 卸売売上高[前月比] 5月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 7月
23:00 USD 景気先行指標総合指数[前月比] 6月
- 今日のトレードポイント -
前日のNY市場では、ドル売り後、値動きが一巡するとドル買いが入るも続かず、バーナンキFRB議長の発言が金融政策に対する明確な方向性を欠いたことからドルが上下動を続ける展開となりました。本日もバーナンキFRB議長は議会証言を行いますが、注目度はあまり高くなく値動きに与える影響は軽微となる可能性が高いのではないでしょうか。日米金利差に着目しながらドルの買い場を見極める展開が予想されます。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 98.50-101.00 ユーロ・円 129.00-132.50 ポンド・円 149.50-153.50
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