日銀金融政策決定会合の動向に注目!!
昨日のドル円は序盤、日経平均が一時300円超まで下げ幅を拡大したほか、明日から始まる日銀金融政策決定会合を控えて、ポジション調整目的の売りも入り92.566円まで下落しました。その後、欧州市場に入ると売りが一巡し、買い戻す展開になると93.35円付近まで反発。NY市場では、米製造業新規受注が3.0%と市場予想の2.9%を上回ったことから、ドル買いが進み93.555円まで強含み93.436円(前日比:+0.137)で取引を終えました。
東京市場のユーロ円は、ドル円と同様に日経平均の下落に伴って、119.164円まで軟調に推移しました。ただ、欧州市場に入ると、目立った材料のないなか、フロー中心の取引から戻りを試す展開となり119.95円付近まで回復。NY市場では、欧米株式の株高を背景にリスク選好の動きから120.147円まで上昇したものの、引けにかけて、上値の重さから119円台まで押し下げられ前日比-0.090円の119.783円で取引を終えました。
≪2013年4月2日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り19% 買い81%
ユーロ・円 :「ブル」売り32% 買い68%
ユーロ・ドル :「ベア」売り58% 買い42%
英ポンド・円 :「ブル」売り25% 買い75%
豪ドル・円 :「ブル」売り19% 買い81%
NZドル・円 :「ブル」売り39% 買い61%
【今日の主な経済指標】
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 3月
19:00 ZAR 四半期 南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数 1-3月期
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
21:15 USD ADP雇用統計[前月比] 3月
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 3月
- 今日のトレードポイント -
前日の為替市場は、株式市場の値動きに伴うリスク許容度の変化に反応した取引となりました。本日は、今日から明日まで開催される日銀金融政策決定会合が注目されていますが、明日の結果発表まで様子をみたいといった見方から動意は乏しくなるかもしれません。ただし、発表前後には要人発言もでやすく追加金融緩和への思惑から振れやすい展開になることも想定されるため、警戒心を高めておきたいです。その他では、株式市場の上昇に対し、ドルは素直に買いで反応していることから、株式市場の上昇局面では順張りを狙うのも一興かもしれません。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 92.00-95.00 ユーロ・円 118.00-122.00 ポンド・円 139.50-143.00
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