米雇用統計は悪化!!米市場は休場でユーロに注目か!?
金曜日のドル円は、東京市場にアジア株安を受けて日経平均が一時150円近く下落したことから、リスク回避の円買いにより76.80円付近まで緩やかに軟化した。欧州勢参入後は、NY時間に米雇用統計のイベントを控えて様子見ムードが強まり小動きに。NY市場では、失業率が9.1%と市場予想通りだったものの、非農業部門雇用者数変化が0.0万人と市場予想の6.5万人から大幅に悪化したことを受けて、発表直後にはドル売りが強まり一時76.519円まで下落した。しかしその後、NYダウ平均が大幅安になったほか、安全資産として米国債が買われ米長期金利が低下すると、一転してリスク回避のドル買いの動きとなり76.813円(前日比-0.058円)まで戻し取引を終えた。
ユーロ円は序盤、米雇用統計の発表を前に積極的な取引は控えられ109円台後半での小動きとなった。しかし欧州市場に入ると、一部通信社が「ギリシャの財政赤字目標を達成するための議論のなかで、ギリシャ とトロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)調査団の協議が中断した」と報じたことを背景にユーロ売りが先行し109.10円付近まで軟化。NY市場に入っても、弱い米雇用統計を背景に、投資家のリスク許容度が低下しユーロ売り円買いの動きとなり108.855円まで下げ幅を拡大した。引けにかけて、ショートカバーや週末要因のポジション調整目的の買いが散発的に入り前日比-0.562円となる109.078円まで小幅に持ち直し取引を終えた。
≪2011年9月2日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り9% 買い91%
ユーロ・円 :「ブル」売り9% 買い91%
ユーロ・ドル :「ブル」売り34% 買い66%
英ポンド・円 :「ブル」売り11% 買い89%
豪ドル・円 :「ブル」売り15% 買い85%
NZドル・円 :「ブル」売り43% 買い57%
【今日の主な経済指標】
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 8月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 7月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 7月
今日のトレードポイント
本日は、米国が労働感謝の祝日で市場が休場していることから方向感に乏しい展開になるかもしれません。もっとも、ドンブレト独連銀理事、ジョーダンSNB副総裁、トリシェECB総裁の講演が予定されており、ユーロ各国の財政問題についての発言内容によっては大きなフローになることも考えられるため、警戒を強めておきたいでしょう。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 76.30-77.40 ユーロ・円 108.00-110.50 ポンド・円 123.50-126.00
ユーロ円は序盤、米雇用統計の発表を前に積極的な取引は控えられ109円台後半での小動きとなった。しかし欧州市場に入ると、一部通信社が「ギリシャの財政赤字目標を達成するための議論のなかで、ギリシャ とトロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)調査団の協議が中断した」と報じたことを背景にユーロ売りが先行し109.10円付近まで軟化。NY市場に入っても、弱い米雇用統計を背景に、投資家のリスク許容度が低下しユーロ売り円買いの動きとなり108.855円まで下げ幅を拡大した。引けにかけて、ショートカバーや週末要因のポジション調整目的の買いが散発的に入り前日比-0.562円となる109.078円まで小幅に持ち直し取引を終えた。
≪2011年9月2日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り9% 買い91%
ユーロ・円 :「ブル」売り9% 買い91%
ユーロ・ドル :「ブル」売り34% 買い66%
英ポンド・円 :「ブル」売り11% 買い89%
豪ドル・円 :「ブル」売り15% 買い85%
NZドル・円 :「ブル」売り43% 買い57%
【今日の主な経済指標】
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 8月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 7月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 7月
今日のトレードポイント
本日は、米国が労働感謝の祝日で市場が休場していることから方向感に乏しい展開になるかもしれません。もっとも、ドンブレト独連銀理事、ジョーダンSNB副総裁、トリシェECB総裁の講演が予定されており、ユーロ各国の財政問題についての発言内容によっては大きなフローになることも考えられるため、警戒を強めておきたいでしょう。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 76.30-77.40 ユーロ・円 108.00-110.50 ポンド・円 123.50-126.00