一喜一憂する展開か
週明けのドル円は売りが先行。東京時間午前は先週の流れを引き継ぎ110.40円付近まで弱含んだものの、午後に入ると一転して買い戻しが優勢になり110.772円まで上昇しました。もっとも、欧州勢参入後は買いの勢いは失速。NY市場でもロンドンフィックスで月末絡みのユーロ買いが入りユーロドルでのドル売りに押される格好で110.217円まで下落し110.254円で取引を終えました。
≪2017年07月31日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
ユーロ・円 :「ベア」 売り76% 買い24%
英ポンド・円 :「ブル」 売り44% 買い56%
豪ドル・円 :「ブル」 売り32% 買い68%
NZドル・円 :「ブル」 売り45% 買い55%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り87% 買い13%
【今日の主な経済指標】
13:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表グラフのマーク
15:00 GBP ネーションワイド住宅価格[前月比] 7月
16:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
16:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
16:55 DEM 失業者数[前月比] 7月
16:55 DEM 失業率 7月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 7月
18:00 EUR 四半期域内総生産(GDP、速報値)[前期比] 4-6月期
18:00 EUR 四半期域内総生産(GDP、速報値)[前年同期比] 4-6月期
21:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 6月
21:30 USD 個人所得[前月比] 6月
21:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 6月
23:00 USD ISM製造業景況指数 7月
23:00 USD 建設支出[前月比] 6月
- 今日のトレードポイント -
本日は各国の主要な経済指標の発表が多く控えています。注目は豪政策金利と英製造業PMIと米ISM製造業景況指数になります。他にも中国や欧州の製造業関連の指標が控えており結果によって一喜一憂する展開が考えられますが、月初になるため実需の需要から底堅く推移するとみてます。ただし、下降トレンドが継続しているだけに大幅に買い進むのも困難と考えられるため、安値圏で押し目を狙って取引するのが賢明かもしれません。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 109.80-111.30
ユーロ・円 129.50-132.00
ポンド・円 143.50-147.50