本日は黒田日銀総裁の会見に注目!
昨日のドル円は111.309円で取引を開始した後、東京市場の午前においては、売買材料がない中、3日続落して始まった日経平均株価をながめ111.10円近辺まで下落しました。午後に入ると昨日同様に様子見ムードとなり、111.05-20円近辺でのもみ合いとなりました。欧州市場に入ると、株式・原油相場の堅調な推移からドル円は111.39円近辺まで上値を伸ばしました。NY市場では、ナイト・セッションの日経平均先物が緩やかに上昇したことを背景に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて111.40円近辺までじり高となりました。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明では、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を市場予想通りの0.25%から0.50%の範囲に据え置くことを発表し、ドル円は一時日通し高値である111.74円近辺まで上昇しました。直後下落に転じる場面があり111.06円近辺まで値を下げましたが、111円割れを回避し、その後は徐々に下値を切り上げる展開となりました。前日比では、0.181円高い111.536円で取引を終えました。
≪2016年04月27日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り34% 買い66%
ユーロ・円 :「ベア」 売り56% 買い44%
英ポンド・円 :「ブル」 売り44% 買い56%
豪ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
NZドル・円 :「ブル」 売り19% 買い81%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り78% 買い22%
【今日の主な経済指標】
08:30 JPY 全世帯家計調査・消費支出[前年同月比] 3月
08:30 JPY 有効求人倍率 3月
08:30 JPY 失業率 3月
08:30 JPY 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)[前年同月比] 4月
08:30 JPY 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)[前年同月比] 3月
08:30 JPY 全国消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 3月
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況 前週分
08:50 JPY 鉱工業生産・速報値[前月比] 3月
08:50 JPY 百貨店・スーパー販売額(既存店)[前年同月比] 3月
08:50 JPY 小売業販売額[前年同月比] 3月
10:30 AUD 四半期輸入物価指数 [前期比] 1-3月期
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 3月
15:00 GBP ネーションワイド住宅価格[前月比] 4月
15:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
16:55 DEM 失業率 4月
16:55 DEM 失業者数[前月比] 4月
18:00 EUR 消費者信頼感(確定値) 4月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI) 3月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 4月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
21:30 USD 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)[前期比年率] 1-3月期
- 今日のトレードポイント -
FRBは、昨日開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)において、市場予想通りの政策金利据え置きを発表し追加利上げを見送りました。声明では、「経済活動が鈍化していると思われるにもかかわらず、労働市場の状況はさらに改善している」「強い雇用増加を含め、最近の広範の指標は労働市場の更なる強さを示している」「委員会はインフレ指標や世界経済、金融動向を注意深く見守り続ける」と言及し、6月に利上げを実施する可能性を残しました。FOMCを通過したことから、市場の関心は本日の日銀金融政策決定会合に向いています。追加緩和利上げを先週末より織り込んでいる中、黒田日銀総裁の会見後どこまで上値を伸ばせるかに注目したいです。足元では111円がサポートラインになっているので、押し目買いを意識しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 111.00-112.50
ユーロ・円 125.00-127.00
ポンド・円 160.00-163.00
≪2016年04月27日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り34% 買い66%
ユーロ・円 :「ベア」 売り56% 買い44%
英ポンド・円 :「ブル」 売り44% 買い56%
豪ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
NZドル・円 :「ブル」 売り19% 買い81%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り78% 買い22%
【今日の主な経済指標】
08:30 JPY 全世帯家計調査・消費支出[前年同月比] 3月
08:30 JPY 有効求人倍率 3月
08:30 JPY 失業率 3月
08:30 JPY 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)[前年同月比] 4月
08:30 JPY 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)[前年同月比] 3月
08:30 JPY 全国消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 3月
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況 前週分
08:50 JPY 鉱工業生産・速報値[前月比] 3月
08:50 JPY 百貨店・スーパー販売額(既存店)[前年同月比] 3月
08:50 JPY 小売業販売額[前年同月比] 3月
10:30 AUD 四半期輸入物価指数 [前期比] 1-3月期
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 3月
15:00 GBP ネーションワイド住宅価格[前月比] 4月
15:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
16:55 DEM 失業率 4月
16:55 DEM 失業者数[前月比] 4月
18:00 EUR 消費者信頼感(確定値) 4月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI) 3月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 4月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
21:30 USD 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)[前期比年率] 1-3月期
- 今日のトレードポイント -
FRBは、昨日開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)において、市場予想通りの政策金利据え置きを発表し追加利上げを見送りました。声明では、「経済活動が鈍化していると思われるにもかかわらず、労働市場の状況はさらに改善している」「強い雇用増加を含め、最近の広範の指標は労働市場の更なる強さを示している」「委員会はインフレ指標や世界経済、金融動向を注意深く見守り続ける」と言及し、6月に利上げを実施する可能性を残しました。FOMCを通過したことから、市場の関心は本日の日銀金融政策決定会合に向いています。追加緩和利上げを先週末より織り込んでいる中、黒田日銀総裁の会見後どこまで上値を伸ばせるかに注目したいです。足元では111円がサポートラインになっているので、押し目買いを意識しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 111.00-112.50
ユーロ・円 125.00-127.00
ポンド・円 160.00-163.00