日銀はマイナス金利付き量的・質的金融緩和を決定しドル円反発!
先週金曜日のドル円は、118.811円で取引を開始した後、東京市場の午前においては、反発して寄り付いた日経平均株価が次第にマイナス圏に入ったことをながめながら調整の円買いが入り118.51円近辺まで下落しました。もっとも基本的には日銀の金融政策決定会合を控え様子見の展開となりました。午後に入ると、日銀が0.1%の「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を発表し、日経平均株価が500円超上昇したことを受けドル円も121.34円近辺と昨年12月21日以来の高値まで急上昇しました。その後、日経平均株価が220円超の下落となったことで119.12円近辺まで失速しましたが、引けにかけては再度上昇に転じ荒い値動きとなりました。欧州勢参入後も、円売りの流れが続き、120円台後半での推移となりました。NY市場では、10-12月期米四半期実質国内総生産(GDP、速報値)の発表があり、前期比年率換算で+0.7%とほぼ市場予想の範囲内となったことや1月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が1年ぶりの高水準となったことで日通し高値である121.68円近辺まで上昇しました。その後は121円を挟んだ値動きとなり、前日比では2.239円高い121.035円で取引を終えました。
≪2016年01月29日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り38% 買い62%
ユーロ・円 :「ベア」 売り56% 買い44%
英ポンド・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
豪ドル・円 :「ブル」 売り23% 買い77%
NZドル・円 :「ブル」 売り15% 買い85%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り62% 買い38%
【今日の主な経済指標】
17:30 CHF SVME購買部協会景気指数 1月
17:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
17:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
18:30 GBP 消費者信用残高 12月
18:30 GBP マネーサプライM4 12月
18:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 1月
22:30 USD 個人所得[前月比] 12月
22:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 12月
22:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 12月
00:00 USD 建設支出[前月比] 12月
00:00 USD ISM製造業景況指数 1月
01:00 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
- 今日のトレードポイント -
日銀は、2%の物価安定の目標を目指すべく、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決定しました。金利低下による円安が期待できる一方で、量的・質的金融緩和策の限界説も市場で広がっています。発表直後は市場が大きく混乱し株価・ドル円相場は大きく乱高下しましたが、結果的には昨年末水準の121円台まで上昇しました。テクニカル面では、日足の一目均衡表で雲に到達しています。今週は週末に1月米雇用統計も控えているので、雲下限である120.90円近辺を維持できるかに注目です。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 120.00-121.50
ユーロ・円 130.00-132.50
ポンド・円 170.00-175.00
≪2016年01月29日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り38% 買い62%
ユーロ・円 :「ベア」 売り56% 買い44%
英ポンド・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
豪ドル・円 :「ブル」 売り23% 買い77%
NZドル・円 :「ブル」 売り15% 買い85%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り62% 買い38%
【今日の主な経済指標】
17:30 CHF SVME購買部協会景気指数 1月
17:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
17:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
18:30 GBP 消費者信用残高 12月
18:30 GBP マネーサプライM4 12月
18:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 1月
22:30 USD 個人所得[前月比] 12月
22:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 12月
22:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 12月
00:00 USD 建設支出[前月比] 12月
00:00 USD ISM製造業景況指数 1月
01:00 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
- 今日のトレードポイント -
日銀は、2%の物価安定の目標を目指すべく、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決定しました。金利低下による円安が期待できる一方で、量的・質的金融緩和策の限界説も市場で広がっています。発表直後は市場が大きく混乱し株価・ドル円相場は大きく乱高下しましたが、結果的には昨年末水準の121円台まで上昇しました。テクニカル面では、日足の一目均衡表で雲に到達しています。今週は週末に1月米雇用統計も控えているので、雲下限である120.90円近辺を維持できるかに注目です。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 120.00-121.50
ユーロ・円 130.00-132.50
ポンド・円 170.00-175.00