FRBはFF金利の誘導目標を据え置くも堅調に推移!
昨日のドル円は、118.429円で取引を開始した後、東京市場においては、前日の海外市場での急伸に対するポジションの利益確定が進み118.04円近辺まで下落しました。しかし、日経平均株価が欧米株高や原油高を受け500円超の上昇となったことで、ドル円を下支えしました。欧州勢参入後は、原油相場・ナイトセッションの日経平均先物の値動きに反応する場面が見られましたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちで118.25円を挟んだもみ合いとなりました。NY市場では、米12月新築住宅販売件数が年率54.4万件と市場予想を上回ったことでじり高の展開となり、前日の高値を抜けて118.99円近辺まで上昇しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表・声明発表直後は、一時119.05円近辺まで上昇しましたが、ドル買いの材料には乏しく、発表後はNYダウが200ドル超の下落となったことも嫌気されじり安の展開となりました。前日比では0.201円高い118.636円で取引を終えました。
≪2016年01月27日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り25% 買い75%
ユーロ・円 :「ベア」 売り55% 買い45%
英ポンド・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
豪ドル・円 :「ブル」 売り20% 買い80%
NZドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り67% 買い33%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 百貨店・スーパー販売額(既存店)[前年同月比] 12月
08:50 JPY 小売業販売額[前年同月比] 12月
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況 前週分
09:30 AUD 四半期輸入物価指数 [前期比] 10-12月期
16:00 DEM 輸入物価指数 12月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI)12月
18:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、速報値) 10-12月期
19:00 EUR 消費者信頼感(確定値) 1月
22:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 1月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
22:30 USD 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比] 12月
22:30 USD 耐久財受注[前月比] 12月
00:00 USD 住宅販売保留指数[前月比] 12月
06:45 NZD 住宅建設許可件数[前月比] 12月
- 今日のトレードポイント -
米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を年0.25~0.50%で据え置き、今会合での利上げは見送るかたちとなりました。声明では、「世界経済と金融環境を注視する」とし、世界的な株安や新興国の減速を警戒する姿勢を示しました。追加利上げのペースについては、「緩やかに進める」との表現を維持しています。おおむね市場予想通りの通過となったことで、118円台を維持しており、今週末に控えている日銀の金融政策決定会合に関心が移っています。黒田東彦日銀総裁の定例記者会見までは118円を挟んだレンジ相場が続くと考えられますので、短期的な逆張りスタンスで取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.50-119.00
ユーロ・円 128.00-130.00
ポンド・円 167.00-171.00
≪2016年01月27日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り25% 買い75%
ユーロ・円 :「ベア」 売り55% 買い45%
英ポンド・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
豪ドル・円 :「ブル」 売り20% 買い80%
NZドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り67% 買い33%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 百貨店・スーパー販売額(既存店)[前年同月比] 12月
08:50 JPY 小売業販売額[前年同月比] 12月
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況 前週分
09:30 AUD 四半期輸入物価指数 [前期比] 10-12月期
16:00 DEM 輸入物価指数 12月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI)12月
18:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、速報値) 10-12月期
19:00 EUR 消費者信頼感(確定値) 1月
22:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 1月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
22:30 USD 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比] 12月
22:30 USD 耐久財受注[前月比] 12月
00:00 USD 住宅販売保留指数[前月比] 12月
06:45 NZD 住宅建設許可件数[前月比] 12月
- 今日のトレードポイント -
米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を年0.25~0.50%で据え置き、今会合での利上げは見送るかたちとなりました。声明では、「世界経済と金融環境を注視する」とし、世界的な株安や新興国の減速を警戒する姿勢を示しました。追加利上げのペースについては、「緩やかに進める」との表現を維持しています。おおむね市場予想通りの通過となったことで、118円台を維持しており、今週末に控えている日銀の金融政策決定会合に関心が移っています。黒田東彦日銀総裁の定例記者会見までは118円を挟んだレンジ相場が続くと考えられますので、短期的な逆張りスタンスで取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.50-119.00
ユーロ・円 128.00-130.00
ポンド・円 167.00-171.00