底見えぬ債務危機!
昨日のドル円は、東京市場午前では、5日のギリシャ国民投票でEU(欧州連合)緊縮策の受け入れ反対となったことを受けて、週明け早朝に売りが強まり一時122円割れとなりました。売り一巡後は、急激な下落の反動で122.50円近辺まで反発しました。ただ、リスク回避の動きから日経平均株価も一時300円近く下落し戻りも限定的となりました。午後では、日経平均株価が一時520円超下落したほか、上海株が下げに転じたことを嫌気して一時122.20円近くまで売りに押されたももの、ファロファキス・ギリシャ財務相が辞任を表明したことで、ギリシャ協議が進展するとの期待から株価が下げ渋ったことで、ドル円も122円半ばまで値を戻しました。欧州市場では、ギリシャ協議進展期待から徐々に円売り・ドル買いが強まり122.60円近辺で推移しました。NY市場では、NYダウや米10年債利回りが低下したことを受けて上値の重しとなりました。引けにかけても材料難から総じてもみ合いが続き、前日比では0.099円安い122.542円で取引を終えました。
≪2015年07月06日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り35% 買い65%
ユーロ・円 :「ベア」 売り55% 買い45%
英ポンド・円 :「ブル」 売り49% 買い51%
豪ドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
NZドル・円 :「ブル」 売り19% 買い81%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り60% 買い40%
【今日の主な経済指標】
13:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)政策金利発表
14:45 CHF 失業率 6月
15:00 DEM 鉱工業生産[前月比] 5月
15:45 FRF 財政収支 5月
15:45 FRF 貿易収支 5月
17:30 GBP 鉱工業生産指数[前月比] 5月
17:30 GBP 製造業生産指数[前月比] 5月
21:30 CAD 貿易収支 5月
21:30 USD 貿易収支 5月
- 今日のトレードポイント -
5日に行われたギリシャ国民投票でEU(欧州連合)緊縮策については、反対賛成が拮抗していたとのことでしたが、開封結果は反対票が6割以上となり、賛成票を大きく上回ったことでユーロ圏離脱へ一段と傾きリスク回避の動きが強まっています。また7日に緊急のユーロ圏首脳会議を開催する方針が明らかになりました。EU首脳会議でEU側の対応が決まるまで不安定な状況となることが予想され、しばらくは円高・ユーロ安地合いが続くかもしれません。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 122.00-124.00
ユーロ・円 133.00-139.00
ポンド・円 190.00-193.00
≪2015年07月06日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り35% 買い65%
ユーロ・円 :「ベア」 売り55% 買い45%
英ポンド・円 :「ブル」 売り49% 買い51%
豪ドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
NZドル・円 :「ブル」 売り19% 買い81%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り60% 買い40%
【今日の主な経済指標】
13:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)政策金利発表
14:45 CHF 失業率 6月
15:00 DEM 鉱工業生産[前月比] 5月
15:45 FRF 財政収支 5月
15:45 FRF 貿易収支 5月
17:30 GBP 鉱工業生産指数[前月比] 5月
17:30 GBP 製造業生産指数[前月比] 5月
21:30 CAD 貿易収支 5月
21:30 USD 貿易収支 5月
- 今日のトレードポイント -
5日に行われたギリシャ国民投票でEU(欧州連合)緊縮策については、反対賛成が拮抗していたとのことでしたが、開封結果は反対票が6割以上となり、賛成票を大きく上回ったことでユーロ圏離脱へ一段と傾きリスク回避の動きが強まっています。また7日に緊急のユーロ圏首脳会議を開催する方針が明らかになりました。EU首脳会議でEU側の対応が決まるまで不安定な状況となることが予想され、しばらくは円高・ユーロ安地合いが続くかもしれません。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 122.00-124.00
ユーロ・円 133.00-139.00
ポンド・円 190.00-193.00