今夜は米雇用統計!金利上昇・ドル高の流れとなるか注目!!
昨日のドル円は、東京市場で利益確定のドル売りや午後の日経平均株価がマイナス圏に沈んだものの、月末ということもあり、売りも一時的で102.75円前後でのもみ合いに終始しました。欧州市場では、米景気回復を背景にドル先高観が強まるなか102.88円近辺まで徐々に上昇しました。またユーロでは、ポルトガルの大手銀バンコ・エスピリト・サント(BES)が上期決算で36億ユーロ(48億ドル)の赤字を計上したとの報道を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まりから欧州株や時間外のダウ先物が下げ足を速めました。対ユーロでの売りが優勢となり、ユーロ円は137.60円近辺まで下押ししました。NY市場では、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より若干弱い結果となったものの、4-6月期米雇用コスト指数が賃金の上昇を背景に予想より強い内容となったため、ドル買い優勢となり一時103円台を回復しました。ただ買い一巡後は、NYダウが310ドル超の大幅安となったことで、上値を抑えられて、前日比では0.009円高い102.802円で取引を終えました。
≪2014年7月31日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り40% 買い60%
ユーロ・円 :「ブル」 売り46% 買い54%
英ポンド・円 :「ブル」 売り47% 買い53%
豪ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
NZドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り45% 買い55%
【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 四半期卸売物価指数(PPI)[前期比] 4-6月期
10:30 AUD 四半期卸売物価指数(PPI)[前年同期比] 4-6月期
12:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
16:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
16:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 7月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 7月
21:30 USD 失業率 7月
21:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 6月
21:30 USD 個人所得[前月比] 6月
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値 7月
23:00 USD ISM製造業景況指数 7月
23:00 USD 建設支出[前月比] 6月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、米国景気に対する改善期待が強まり、早期利上げ観測が一段と強まる中、米国金利上昇・ドル全面高の流れが当面続くことが予想されます。本日は、注目の米雇用統計をはじめ米個人消費、米ミシガン大学消費者態度指数、米ISM製造業景況指数等と重要イベントが目白押しとなります。米国雇用統計が強い数字となれば、ここ最近の長いレンジ相場を抜け出し金利上昇・ドル高の流れに弾みがつく可能性が高まります。なお、労働環境の改善や景気回復の強まりから急激な金利上昇となれば、株式市場の調整も考えられます。そのため、米国金利上昇による株安等の下落に注意しつつ、基本押し目買いスタンスで臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-103.50
ユーロ・円 136.50-138.50
ポンド・円 173.00-174.50
≪2014年7月31日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り40% 買い60%
ユーロ・円 :「ブル」 売り46% 買い54%
英ポンド・円 :「ブル」 売り47% 買い53%
豪ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
NZドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り45% 買い55%
【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 四半期卸売物価指数(PPI)[前期比] 4-6月期
10:30 AUD 四半期卸売物価指数(PPI)[前年同期比] 4-6月期
12:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
16:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
16:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 7月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 7月
21:30 USD 失業率 7月
21:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 6月
21:30 USD 個人所得[前月比] 6月
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値 7月
23:00 USD ISM製造業景況指数 7月
23:00 USD 建設支出[前月比] 6月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、米国景気に対する改善期待が強まり、早期利上げ観測が一段と強まる中、米国金利上昇・ドル全面高の流れが当面続くことが予想されます。本日は、注目の米雇用統計をはじめ米個人消費、米ミシガン大学消費者態度指数、米ISM製造業景況指数等と重要イベントが目白押しとなります。米国雇用統計が強い数字となれば、ここ最近の長いレンジ相場を抜け出し金利上昇・ドル高の流れに弾みがつく可能性が高まります。なお、労働環境の改善や景気回復の強まりから急激な金利上昇となれば、株式市場の調整も考えられます。そのため、米国金利上昇による株安等の下落に注意しつつ、基本押し目買いスタンスで臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-103.50
ユーロ・円 136.50-138.50
ポンド・円 173.00-174.50