今週のドル・円 ボリンジャーバンドはドル安を示唆
今週のドル・円は、ドルの下値を試す展開となるかどうかに注目。これまで指摘したとおり、ドルは先週末に96円台に入るなど、上昇モメンタムが低下し売られる展開となった。
今週は、スタートから下向きとなったボリンジャーバンドの-2σに沿った動きとなっており、ドルの下降トレンドを示唆した形となっている。4月27日現在で-2σの値は96円85銭となっており、この値を上回る展開となるかどうかがポイントになりそう。
また、このまま-2σに沿った動きとなった場合は、95円台に入ることも考えられよう。ただ、移動平均線では75日移動平均線が上向きとなっているた め、ボリンジャーバンドの下降トレンド入りと、移動平均線の上昇トレンドとの攻防となることが考えられる。その場合は、現在の水準でもみ合うことも想定さ れる。
ただ、週初に96円前半までドルが売られて、そのまま水準を切り下げる展開となれば、ボリンジャーバンドの下降トレンドが勝ったことになり、当面ドル安局面が想定されることになりそう。
今週は、週初にドルが戻せるかどうかが、今後のドル・円の鍵を握っていると言えよう。
(執筆者:株式会社インベストラスト福永博之)
今週は、スタートから下向きとなったボリンジャーバンドの-2σに沿った動きとなっており、ドルの下降トレンドを示唆した形となっている。4月27日現在で-2σの値は96円85銭となっており、この値を上回る展開となるかどうかがポイントになりそう。
また、このまま-2σに沿った動きとなった場合は、95円台に入ることも考えられよう。ただ、移動平均線では75日移動平均線が上向きとなっているた め、ボリンジャーバンドの下降トレンド入りと、移動平均線の上昇トレンドとの攻防となることが考えられる。その場合は、現在の水準でもみ合うことも想定さ れる。
ただ、週初に96円前半までドルが売られて、そのまま水準を切り下げる展開となれば、ボリンジャーバンドの下降トレンドが勝ったことになり、当面ドル安局面が想定されることになりそう。
今週は、週初にドルが戻せるかどうかが、今後のドル・円の鍵を握っていると言えよう。
(執筆者:株式会社インベストラスト福永博之)