今年最後のFOMC・ドル強気スタンス継続か!!
昨日のドル円は、東京市場において先週末からのドル円やクロス円の調整売りを引き継ぎ、リスク回避の円買いが継続しました。日経平均株価が調整ムードのなか100円超の下落幅を広げたことも影響し、102.65円まで下落。欧米市場では、欧州通貨絡みの取引が中心となったことに加え、17日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードの展開となりました。前日比では
0.131円低い103.018円で取引を終えました。
≪2013年12月16日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り38% 買い62%
ユーロ・円 :「ベア」売り67% 買い33%
英ポンド・円 :「ブル」売り49% 買い51%
豪ドル・円 :「ブル」売り11% 買い89%
NZドル・円 :「ブル」売り42% 買い58%
ユーロ・ドル :「ベア」売り90% 買い10%
【今日の主な経済指標】
18:30 GBP 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)[前年同月比] 11月
18:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前月比] 11月
18:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 11月
18:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前月比] 11月
18:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前年同月比] 11月
19:00 EUR ZEW景況感調査 12月
19:00 DEM ZEW景況感調査(期待指数) 12月
19:00 EUR 消費者物価指数(HICP、改定値)[前年同月比] 11月
22:30 CAD 製造業出荷[前月比] 10月
22:30 USD 消費者物価指数(CPI)[前月比] 11月
22:30 USD 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 11月
22:30 USD 消費者物価指数(CPIコア指数)[前月比] 11月
22:30 USD 四半期経常収支 7-9月期
00:00 USD NAHB住宅市場指数 12月
- 今日のトレードポイント -
現在、市場では量的緩和縮小に対する懸念よりも景気回復への期待感が強まっていることなどを受け、17・18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に注目が集まります。仮に量的緩和縮小が決定された場合、市場における不透明感が無くなることで、金利や株価の上昇を受けてたドル買いの展開が予想されます。その一方で量的緩和縮小が見送られた場合でも、株高、円安の地合いが継続することが予想されるため、ドルの底堅い展開は継続しそうです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-104.00 ユーロ・円 140.50-143.50 ポンド・円 167.00-172.00