ドラギECB総裁の発言からドル円は下落!
昨日のドル円は109.529円で取引を開始した後、東京市場の午前においては、2営業日続けて安く寄り付いた日経平均株価をながめ、じりじりと水準を下げました。また、佐藤健裕日銀審議委員が講演で「無理に2%の物価目標を達成する必要はない」「マネタリーベース拡大とマイナス金利は持続性に欠ける」などの見解を示すと一時109円を割り、108.83円近辺まで下落しました。午後に入ると、日経平均株価が400円超の下落となりましたが、109円割れ水準では下値を拾う動きが見られ109.30円近辺まで水準を戻しました。欧州市場に入ると、ナイト・セッションの日経平均先物が下落したことからリスク回避目的の買いが入り、108.84円近辺と再び109円割れを試す場面がありましたが、ドラギECB総裁の記者会見、米5月ADP全国雇用者数の発表等を控え、109円を挟んでのもみあいとなりました。NY市場に入ると、欧州中央銀行(ECB)理事会後の記者会見でドラギECB総裁が予想通り金融政策を据え置き・物価目標達成まで緩和を続けることを改めて表明し、円買い・ユーロ売りが強まったことを受け、ドル円は108.49円近辺まで値を下げました。その後はNYダウが前日比プラス圏で推移したことから徐々に持ち直し、前日比では0.644円安い108.872円で取引を終えました。
≪2016年06月02日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・円 :「ブル」 売り33% 買い67%
英ポンド・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
豪ドル・円 :「ブル」 売り05% 買い95%
NZドル・円 :「ブル」 売り13% 買い87%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り59% 買い41%
【今日の主な経済指標】
09:00 JPY 毎月勤労統計調査-現金給与総額[前年同月比] 4月
16:50 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
16:55 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 5月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 4月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 4月
21:30 CAD 四半期労働生産性指数[前期比] 1-3月期
21:30 USD 失業率 5月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 5月
21:30 USD 貿易収支 4月
21:30 CAD 貿易収支 4月
23:00 USD 製造業新規受注[前月比] 4月
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 5月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は3営業日連続で続落し、円買い優勢の展開が続いています。昨日のドラギECB総裁の記者会見では目新しい内容はあまりなく、5月米ADP雇用統計は市場予想通りの通過となった為、ドル買い材料の模索が継続していると思われます。本日は、米早期利上げの判断材料になる米雇用統計の発表を控えています。同時間帯は大きく値動きすることが想定されますのでポジション管理に注意しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 108.20-109.50
ユーロ・円 120.00-122.50
ポンド・円 155.00-158.00
≪2016年06月02日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・円 :「ブル」 売り33% 買い67%
英ポンド・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
豪ドル・円 :「ブル」 売り05% 買い95%
NZドル・円 :「ブル」 売り13% 買い87%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り59% 買い41%
【今日の主な経済指標】
09:00 JPY 毎月勤労統計調査-現金給与総額[前年同月比] 4月
16:50 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
16:55 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 5月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 4月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 4月
21:30 CAD 四半期労働生産性指数[前期比] 1-3月期
21:30 USD 失業率 5月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 5月
21:30 USD 貿易収支 4月
21:30 CAD 貿易収支 4月
23:00 USD 製造業新規受注[前月比] 4月
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 5月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は3営業日連続で続落し、円買い優勢の展開が続いています。昨日のドラギECB総裁の記者会見では目新しい内容はあまりなく、5月米ADP雇用統計は市場予想通りの通過となった為、ドル買い材料の模索が継続していると思われます。本日は、米早期利上げの判断材料になる米雇用統計の発表を控えています。同時間帯は大きく値動きすることが想定されますのでポジション管理に注意しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 108.20-109.50
ユーロ・円 120.00-122.50
ポンド・円 155.00-158.00