米経済指標の好結果を受けて一時98円台を付ける!!
昨日のドル円は、日経平均株価の堅調な推移を受け98.057円まで上昇。午後に入ると中国株の下落を受け、リスク回避の傾向が強まり、ドルを売って円を買い戻す流れとなり97円台半ばまで下落。欧州・NY市場では、米長期金利の低下を受けて、日米金利差の縮小を意識したドル売りが先行すると、24日の安値97.218を下抜け96.964円まで下落。しかし、米消費者信頼感指数や6月リッチモンド連銀製造業景気指数などを含め米経済指標の結果が軒並み市場予想を上回ると98.015円まで上昇。その後は売り買いが交錯し、前日比では0.123円高い97.835円で取引を終えました。
東京市場のユーロ円は、ドル円の上昇につられ128.666円まで上昇。その後はアジアの株安を契機に127.85円近辺まで下げ幅を広げました。欧州・NY市場では、ドル円の売りが先行した流れに沿い127.282円まで下落。ドル円が買い戻されたことで128円台を回復するも、その後はもみ合う展開となり、前日比では0.117円安い128.062円で取引を終えました。
≪2013年6月25日クローズ時点≫
ドル・円 ：「ブル」売り16% 買い84%
ユーロ・円 ：「ブル」売り45% 買い55%
ユーロ・ドル ：「ベア」売り77% 買い23%
英ポンド・円 ：「ブル」売り41% 買い59%
豪ドル・円 ：「ブル」売り12% 買い88%
NZドル・円 ：「ブル」売り20% 買い80%
【今日の主な経済指標】
15:00 DEM ＧＦＫ消費者信頼感調査 7月
15:45 FRF 国内総生産（ＧＤＰ、改定値）[前期比] 1-3月期
20:00 USD ＭＢＡ住宅ローン申請指数[前週比]
21:30 USD 四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、確定値）[前期比年率] 1-3月期
- 今日のトレードポイント -
月末の応当日に当たるため、輸出企業によるドル売りが予想されるます。米の長期金利の低下を受けた日米金利差縮小によるドル売りや株式市場の下落に伴う円買い圧力を意識した取引が予想されるため、リスク管理には注意したいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 97.00-99.30 ユーロ・円 127.00-130.50 ポンド・円 149.00-153.50
