8月米ADP雇用報告は予想下回るも底堅さを維持!
昨日のドル円は、東京市場で日経平均株価が310円近い下落から一転上昇し、一時210円超高となったことで120.40円近辺まで上昇しました。買い一巡後は、日経平均株価の上げ幅縮小や上海総合指数の下落も重しとなり120円台を割れて推移しました。その後も中国株式市場の上海総合指数がマイナス圏に沈み、日経平均株価も160円超安まで失速したため上値の重い展開が続きました。欧州市場では、ナイト・セッションの日経平均先物が240円下落したことでリスク回避の売りが強まり、一時119.70円近辺まで下値を切り下げました。NY市場では、8月米ADP雇用報告で市場予想を下回ったものの、堅調な伸びを維持したことで米10年債利回りが上昇し円売り・ドル買いがじわりと強まり120.30円近辺まで持ち直しました。ただ、7月米製造業新規受注が予想より弱い結果となったことが相場の重しとなり、一時120円を割りこむ場面がありました。注目された地区連銀経済報告(ベージュブック)では、目立った反応はなく総じて方向感の欠ける展開が続き、前日比では0.832高い120.319円で取引を終えました。
≪2015年09月02日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り32% 買い68%
ユーロ・円 :「ブル」 売り48% 買い52%
英ポンド・円 :「ブル」 売り34% 買い66%
豪ドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
NZドル・円 :「ブル」 売り16% 買い84%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り47% 買い53%
【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 貿易収支 7月
10:30 AUD 小売売上高[前月比] 7月
16:50 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月
16:55 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 8月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 7月
20:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 8月
20:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:30 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
21:30 USD 貿易収支 7月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 8月
- 今日のトレードポイント -
昨日の地区連銀経済報告(ベージュブック)では、一部の職種や産業で賃金の若干の上昇がみられるほどに、米労働市場は引き締まっているとの認識をしているものの、一方で、中国経済減速による影響もあると示唆しました。なお、8月米ADP雇用報告は、19万人増と市場予想を下回る結果となるも底堅さを維持し、労働市場の勢いが今後も力強く推移する可能性もみられ年内の利上げ期待からドルが買われやすい地合いが続きそうです。ただ、中国経済の減速や、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期をめぐる思惑から株式市場の値動きが激しい展開が続いており、株価に連動した動きに警戒しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.00-121.00
ユーロ・円 134.00-136.00
ポンド・円 182.00-185.00
≪2015年09月02日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り32% 買い68%
ユーロ・円 :「ブル」 売り48% 買い52%
英ポンド・円 :「ブル」 売り34% 買い66%
豪ドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
NZドル・円 :「ブル」 売り16% 買い84%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り47% 買い53%
【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 貿易収支 7月
10:30 AUD 小売売上高[前月比] 7月
16:50 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月
16:55 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 8月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 7月
20:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 8月
20:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:30 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
21:30 USD 貿易収支 7月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 8月
- 今日のトレードポイント -
昨日の地区連銀経済報告(ベージュブック)では、一部の職種や産業で賃金の若干の上昇がみられるほどに、米労働市場は引き締まっているとの認識をしているものの、一方で、中国経済減速による影響もあると示唆しました。なお、8月米ADP雇用報告は、19万人増と市場予想を下回る結果となるも底堅さを維持し、労働市場の勢いが今後も力強く推移する可能性もみられ年内の利上げ期待からドルが買われやすい地合いが続きそうです。ただ、中国経済の減速や、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期をめぐる思惑から株式市場の値動きが激しい展開が続いており、株価に連動した動きに警戒しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.00-121.00
ユーロ・円 134.00-136.00
ポンド・円 182.00-185.00