米経済指標が市場予想を上回りドル円は5日続伸!
昨日のドル円は、101.310円で取引を開始した後、東京市場において日本株高を支えに101.60円近辺まで上昇する場面も見られましたが、その後は日通し安値となる101.21円付近まで下落しました。安値を付けた直後にまとまったドル買いが持ち込まれると日通し高値となる101.65円付近まで急伸しました。もっとも、勢いは長続きせず次第に101.40円を挟んだ神経質な値動きとなりました。欧州市場では、101.35円を挟んだもみ合いとなりました。NY市場に入ると、9月米ISM製造業景気指数が51.5と市場予想の50.2を上回る強い結果となったことを受けて、米10年債利回りの上昇とともに、ドル円は一時101.65円付近まで値を上げました。その後は101.50円台で次第に動意が乏しくなり、前日比では0.226円高い101.630円で取引を終えました。
≪2016年10月3日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り37% 買い63%
ユーロ・円 :「ベア」 売り56% 買い44%
英ポンド・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
豪ドル・円 :「ブル」 売り23% 買い77%
NZドル・円 :「ブル」 売り18% 買い82%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り46% 買い54%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY マネタリーベース[前年同月比] 9月
09:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 8月
12:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表グラフのマーク
14:00 JPY 消費者態度指数・一般世帯 9月
17:30 GBP 建設業購買担当者景気指数(PMI) 9月
18:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 8月
18:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 8月
- 今日のトレードポイント -
ドイツ銀行の問題がひとまず落ち着きを見せていることや週末の米雇用統計の前哨戦となる5日のADP雇用統計が控えていることなどから、本日のドル円は様子見ムードの展開が予想されますが、米や日本の政府要人発言に伴う突発的な値動きに注意をして取引に臨みたいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 100.80-102.20
ユーロ・円 112.00-115.00
ポンド・円 128.00-134.50