日銀の追加緩和を受けドル円は前日比3.119円高い112.348円で取引終了!
先週金曜日のドル円は109.231円で取引を開始しました。日銀が31日に開いた金融政策決定会合で「マネタリーベースが、年間約80兆円(約10-20兆円追加)に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」として、マネタリーベースの増加額拡大を賛成5・反対4で決めたと発表。長期国債の保有残高を約80兆円に増加し、平均残存期間を7年から10年程度に延長、また、ETFおよびJ-REITの保有残高をそれぞれ年間3倍に増やしました。予想外の追加金融緩和を受けて日経平均株価の870円超高とともに急騰する展開となり15時前には111円台を付けました。欧米市場でも、日銀が予想外の追加緩和を決定し円が全面安となった流れを引き継ぐ展開となりました。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したほか、NYダウ平均が史上最高値を更新するなど一段と株高が進むなか、ストップロスを誘発し一時112.47円と2007年12月31日以来の高値を更新しました。9月米個人消費支出(PCE)と個人所得は市場予想を下回るも、10月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)と10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値は市場予想を上回り、強弱が入り混じる結果となったため、相場への反応は限定的となりました。前日比では3.119円高い112.348円で取引を終えました。
≪2014年10月31日クローズ時点≫
ドル・円 :「ベア」 売り53% 買い47%
ユーロ・円 :「ベア」 売り68% 買い32%
英ポンド・円 :「ベア」 売り57% 買い43%
豪ドル・円 :「ブル」 売り30% 買い70%
NZドル・円 :「ブル」 売り25% 買い75%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り55% 買い45%
【今日の主な経済指標】
3日 09:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 9月 3.0% -1.0%
3日 17:30 CHF SVME購買部協会景気指数 10月 50.4 51.3
3日 17:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 10月 47.3 47.3
3日 17:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 10月 51.8 51.8
3日 18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 10月 50.7 50.7
3日 18:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 10月 51.6 51.4
4日 00:00 USD ISM製造業景況指数 10月 56.6 56.2
4日 00:00 USD 建設支出[前月比] 9月
- 今日のトレードポイント -
今週のドル円はさらに上値を試す展開となりそうです。急ピッチな株価の上昇に対する警戒感は残るものの、先週金曜日に発表された年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用比率見直しや日銀による追加緩和の決定から、円安と連動した株先高観が広がりました。この流れを今週も引き継ぎ、日経平均株価は1万7000円台が視野に、またNYダウ平均はさらに市場最高値を記録することに期待が持てます。また、米国のQE3終了の影響が今のところ株式市場にはあまり見られず機微であることから、米金利の大幅な低下懸念は後退しています。今週のドル円相場は、株高による円安基調から上値を試す展開になると思われます。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 112.00-114.00
ユーロ・円 140.50-142.00
ポンド・円 178.80-181.50
≪2014年10月31日クローズ時点≫
ドル・円 :「ベア」 売り53% 買い47%
ユーロ・円 :「ベア」 売り68% 買い32%
英ポンド・円 :「ベア」 売り57% 買い43%
豪ドル・円 :「ブル」 売り30% 買い70%
NZドル・円 :「ブル」 売り25% 買い75%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り55% 買い45%
【今日の主な経済指標】
3日 09:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 9月 3.0% -1.0%
3日 17:30 CHF SVME購買部協会景気指数 10月 50.4 51.3
3日 17:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 10月 47.3 47.3
3日 17:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 10月 51.8 51.8
3日 18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 10月 50.7 50.7
3日 18:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 10月 51.6 51.4
4日 00:00 USD ISM製造業景況指数 10月 56.6 56.2
4日 00:00 USD 建設支出[前月比] 9月
- 今日のトレードポイント -
今週のドル円はさらに上値を試す展開となりそうです。急ピッチな株価の上昇に対する警戒感は残るものの、先週金曜日に発表された年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用比率見直しや日銀による追加緩和の決定から、円安と連動した株先高観が広がりました。この流れを今週も引き継ぎ、日経平均株価は1万7000円台が視野に、またNYダウ平均はさらに市場最高値を記録することに期待が持てます。また、米国のQE3終了の影響が今のところ株式市場にはあまり見られず機微であることから、米金利の大幅な低下懸念は後退しています。今週のドル円相場は、株高による円安基調から上値を試す展開になると思われます。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 112.00-114.00
ユーロ・円 140.50-142.00
ポンド・円 178.80-181.50