ドル円は米国の3連休を控え102円中盤まで調整!
先週金曜日のドル円は103.204円で取引を開始した後、早朝の取引において、103.38円近辺まで上昇しましたが、英国民投票前の6月16日安値である103.52円近辺がレジスタンスとして意識されると次第に反落していきました。東京市場に入ると、日経平均株価が5営業日続伸となり堅調に推移しましたが、ドル円においては米国の3連休を控え調整が入り、102.67円近辺まで下落しました。欧州市場では、ナイト・セッションの日経平均先物が売り優勢になったことで、リスク回避目的の円買いが優勢となり、日通し安値である102.44円近辺まで下げ幅を広げました。その後は、「欧州中央銀行(ECB)は債券購入のルール緩和を検討」と前日に伝わった報道をECBが否定したため、ユーロを買い戻す動きが優勢となりドル円もつれて102.68円近辺まで切り返しました。NY市場では、6月米ISM製造業景況指数が53.2と、市場予想の51.3を上回ったことでドル買いの追い風となり102.72円近辺まで上昇しました。しかし長くは続かず、上値が重い事を確認すると伸び悩み、前日比では0.700円安い102.550円で取引を終えました。
≪2016年07月01日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
ユーロ・円 :「ベア」 売り55% 買い45%
英ポンド・円 :「ブル」 売り31% 買い69%
豪ドル・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
NZドル・円 :「ブル」 売り20% 買い80%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り79% 買い21%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY マネタリーベース[前年同月比] 6月
10:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 5月
17:30 GBP 建設業購買担当者景気指数(PMI) 6月
18:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 5月
18:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 5月
- 今日のトレードポイント -
先週のドル円においては、英EU離脱ショック相場から順調に回復し、週末には103円台をつける場面も伺え堅調に推移しました。順調にリスクオフの巻き戻しが進んでいるものの、ショートカバーの流れに過ぎず、今週には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や米雇用統計などの注目の米経済指標が控えており、展開によってはどちらかに抜けてくる可能性があります。その中でも本日においては、米国が独立記念日で休場となり、積極的な取引は控えられると想定されるため、短期的な逆張りスタンスで取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-103.50
ユーロ・円 112.00-115.00
ポンド・円 135.00-138.00
≪2016年07月01日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
ユーロ・円 :「ベア」 売り55% 買い45%
英ポンド・円 :「ブル」 売り31% 買い69%
豪ドル・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
NZドル・円 :「ブル」 売り20% 買い80%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り79% 買い21%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY マネタリーベース[前年同月比] 6月
10:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 5月
17:30 GBP 建設業購買担当者景気指数(PMI) 6月
18:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 5月
18:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 5月
- 今日のトレードポイント -
先週のドル円においては、英EU離脱ショック相場から順調に回復し、週末には103円台をつける場面も伺え堅調に推移しました。順調にリスクオフの巻き戻しが進んでいるものの、ショートカバーの流れに過ぎず、今週には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や米雇用統計などの注目の米経済指標が控えており、展開によってはどちらかに抜けてくる可能性があります。その中でも本日においては、米国が独立記念日で休場となり、積極的な取引は控えられると想定されるため、短期的な逆張りスタンスで取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-103.50
ユーロ・円 112.00-115.00
ポンド・円 135.00-138.00