ドル円は120円台の重さを確認すると失速!
先週金曜日のドル円は、東京市場午前において、月末を迎えた本邦輸出企業の実需のドル売りが先行し上値を切り下げました。ただ、日経平均株価は底堅い動きとなり株高が相場を下支えました。午後では、日経平均株価が一時マイナスに転じるなど伸び悩んだことが相場の重しとなり値を切り下げ119円前半でもみ合いとなりました。欧州市場では、独連邦議会がギリシャ支援プログラムの延長法案を承認したことで時間外の米10年債利回りが上昇し、ユーロ円などクロス円の上昇につれ119.40円近辺まで上昇しました。NY市場では、米国内総生産(GDP)改定値や米ミシガン大消費者態度指数がともに予想を上回る結果となったことで全般ドル買いが強まりました。その後も米10年債利回りが2%台に乗せ徐々に値を切り上げると119.80円近辺まで上昇しました。引けにかけてはNYダウがマイナス圏で軟調な動きとなり、ドル円は120円手前の重さを確認すると徐々に失速し、前日比では0.239円高い119.647円で取引を終えました。
≪2015年02月27日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り41% 買い59%
ユーロ・円 :「ブル」 売り40% 買い60%
英ポンド・円 :「ブル」 売り37% 買い63%
豪ドル・円 :「ブル」 売り18% 買い82%
NZドル・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り35% 買い65%
【今日の主な経済指標】
16:00 GBP ネーションワイド住宅価格[前月比] 2月
17:30 CHF SVME購買部協会景気指数 2月
17:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 2月
17:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 2月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 2月
18:30 GBP 消費者信用残高 1月
18:30 GBP マネーサプライM4[前月比] 1月
18:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 2月
19:00 EUR 失業率 1月
19:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 2月
22:30 CAD 四半期経常収支 10-12月期
22:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 1月
22:30 USD 個人所得[前月比] 1月
0:00 USD 建設支出[前月比] 1月
0:00 USD ISM製造業景況指数 2月
- 今日のトレードポイント -
先週行われたイエレンFRB議長の議会証言では、利上げの時期について確認することができませんでしたが、早期利上げへの可能性が完全に後退したわけではないため、米景気先行きに対する懸念が後退すれば、日米金融政策の方向性の違いから円売り・ドル買いが強まる展開となるかもしれません。また全般的な株高も引き続きドル円相場を下支えることになりそうです。今週の金曜日には2月米雇用統計を控えており、3月フォワードガイダンス変更・雇用統計次第では早期利上げ"の期待を先取りしたことが予想され先週に引き続き底堅い動きとなりそうです。目先の120円台を上抜けすることができるか注目したいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.00-121.00
ユーロ・円 134.00-137.00
ポンド・円 180.00-185.00
≪2015年02月27日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り41% 買い59%
ユーロ・円 :「ブル」 売り40% 買い60%
英ポンド・円 :「ブル」 売り37% 買い63%
豪ドル・円 :「ブル」 売り18% 買い82%
NZドル・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り35% 買い65%
【今日の主な経済指標】
16:00 GBP ネーションワイド住宅価格[前月比] 2月
17:30 CHF SVME購買部協会景気指数 2月
17:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 2月
17:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 2月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 2月
18:30 GBP 消費者信用残高 1月
18:30 GBP マネーサプライM4[前月比] 1月
18:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 2月
19:00 EUR 失業率 1月
19:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 2月
22:30 CAD 四半期経常収支 10-12月期
22:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 1月
22:30 USD 個人所得[前月比] 1月
0:00 USD 建設支出[前月比] 1月
0:00 USD ISM製造業景況指数 2月
- 今日のトレードポイント -
先週行われたイエレンFRB議長の議会証言では、利上げの時期について確認することができませんでしたが、早期利上げへの可能性が完全に後退したわけではないため、米景気先行きに対する懸念が後退すれば、日米金融政策の方向性の違いから円売り・ドル買いが強まる展開となるかもしれません。また全般的な株高も引き続きドル円相場を下支えることになりそうです。今週の金曜日には2月米雇用統計を控えており、3月フォワードガイダンス変更・雇用統計次第では早期利上げ"の期待を先取りしたことが予想され先週に引き続き底堅い動きとなりそうです。目先の120円台を上抜けすることができるか注目したいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.00-121.00
ユーロ・円 134.00-137.00
ポンド・円 180.00-185.00