NY休場でドル円は113円前半で小動き
昨日のドル円は上値重く。朝方に北朝鮮がICBMを発射したことを受けて日経平均が2万円の大台を割れるなか、ドル円も112.730円まで下落しました。もっとも、欧州勢参入後は買い戻しが優勢で113円台まで回復。NY市場では米国の独立記念日で市場参加者の減少を背景に取引が閑散とし小幅な値動きにとどまり前日比では0.161円安い113.272円で取引を終えました。
≪2017年7月4日クローズ時点≫
ドル・円 :「スクエア」 売り50% 買い50%
ユーロ・円 :「ベア」 売り74% 買い26%
英ポンド・円 :「ベア」 売り61% 買い39%
豪ドル・円 :「ブル」 売り23% 買い77%
NZドル・円 :「ブル」 売り40% 買い60%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り84% 買い16%
【今日の主な経済指標】
16:50 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 6月
16:55 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 6月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 6月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 6月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 5月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 5月
23:00 USD 製造業新規受注[前月比] 5月
03:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
- 今日のトレードポイント -
北朝鮮は今年に入り中距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返していましたが、ICBM(大陸間弾道ミサイル)発射は米国が強く抗議していた「核実験」と「ICBM発射」であり、今後の展開次第では軍事衝突も起こりえるかもしれません。米国の経済成長を背景に上昇トレンドが継続するとみていましたが、一旦考えをフラットに戻しリスクに対して備えておきたい展開です。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 112.80-113.80
ユーロ・円 128.00-128.70
ポンド・円 146.00-147.00